スピルバーグすごい
何気に見た映画だったけど、最後に
「あーー!スピルバーグだったのかー!」
って妙に何得した。
題名は「ブリッジ・オブ・スパイ」
トムハンクスが出てる映画です。
ソ連のスパイとして米国で拘束されて、司法で裁かれることとなったアベル。
そんな彼のことを弁護することになった、“不屈の男”ジェームズ・ドノヴァン。
トムハンクスがえんじtりますが、、、これが面白くて恰好いいのだよ。
彼らふたりの闘いと友情、そしてその後の米ソによるスパイ交換を描いたサスペンス劇です。
単なるスピルバーグとハンクスのコンビ作では良心的な佳作がいいところだったのでは?
しかし、そこに劇的な化学反応を起こしたのが
このマーク・ライランスの存在なのです。
彼がいたからこそハンクスが底上げされ、ドラマに命が宿った。
個人、国、社会における分裂と分断、
そして壁をテーマとしたこの映画の屋台骨を支えているのは、
やはりほかならぬルドルフ・アベル(マーク・ライランス)以外には考えられませぬ。
複雑な彼の人格とそれを演じたライランスのものすごさ。
すいません、こんな言葉でしか熱く語れない。汗。
東ドイツに渡ったドノヴァンの不屈の交渉術も確かにスリリングですが、
そのスリルを陰で支えているのもアベルの存在。
彼の信念、達観、そして命がこの実話のドラマを支えている。
ドノヴァンのアベルへの想いが支えていますね。
見てない人はぜひ!!
スピルバーグのすごさもわかる。